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PSB(光合成細菌)とは?効果と培養!冬の培養方法!

PSB(光合成細菌)とは?効果と培養!冬の培養方法!

メダカ飼育をしている人なら全員が思っていること、それは『メダカにいい環境で育ってほしい!』だと思います。しかしながら、メダカ飼育は簡単なようで奥が深い。困っていることがたくさんあるのではないでしょうか?

こんな人に読んでほしい

・稚魚の生存率を上げたい人
・越冬時のメダカの死亡率を下げたい人
・メダカの色揚げをしたい人
・水質を安定させたい人

今回オススメするのがPSB(光合成細菌)!。
PSB

見た目は、赤くてなんだか不気味な感じに思われるかもしれませんが、これは『メダカ飼育のチート水』です。これを使っているといないでは、メダカ飼育の伸びしろが全く違いますので、まだよく分からないという方や使ってはいるがどれくらいの効果があるか実はよく知らないという方、ぜひご覧ください。

PSB(光合成細菌)の特徴

PSB(光合成細菌)とは

PSB(光合成細菌)とは、紅色無硫黄細菌(Purple Non Sulfur Bacterla)の略で、光合成細菌の一種です。見た目は赤く、とてつもなく臭いのが特徴です。培養中に何度服についてしまったことか…

PSB(光合成細菌)の効果⓵:水質浄化

PSB(光合成細菌)は、生物ろ過の過程において重要な役割を果たすバクテリアです。効果としては、水質悪化の原因となる糞や餌の食べ残しから出る有毒な硫化水素を分解し、水槽を綺麗な水にしてくれます。
そもそも、メダカが死亡する原因として、水質悪化が原因の第一位としてあげられます。水質は見た目には分かりづらく、試験紙を使うにも水槽の数が多く、高価なものであるため使用していない場合があり、なかなか変化に気付けないことがあります。しかし、PSB(光合成細菌)を使用することにより、水質が安定してよくなり、試験紙を購入する必要がなくなるためコスト削減にもなります。

PSB(光合成細菌)の効果⓶:メダカの生育◎

PSB(光合成細菌)は、メダカの餌となります。サイズとしては10μm程度なので目には見えませんが、水槽に入れておけば、メダカは勝手に栄養を吸収していきます。一年中使用するべきですが、その中でも絶大な効果を発揮するのが、、、

・稚魚の飼育期間
・冬の飼育期間

【稚魚の飼育期間】
まず、稚魚の飼育はなかなかうまくいきません。理由としては、餌への食いつきが悪く、死因の9割である餓死となっています。餓死を防ぐため、人工飼料を一日に5~7回細目に与えなければいけませんが、なかなか仕事をしているとできなかったり、食べ残しによる水質悪化が起こってしまったりします。そんな時こそ、使用してほしいのがPSB(光合成細菌)です。先ほども説明したように水槽にいれておけば、勝手にメダカは吸収していきます。人工飼料ではないため、水質が悪くなることはありませんし、むしろ良くなります!

【冬の飼育期間】
屋外飼育の場合、メダカは水温が低くなると変温動物のため冬眠します。冬眠といってもほとんど体力を使わないようにしているだけで、エネルギーは毎日消費しています。人工飼料は、与えても水温が低いためなかなか水上まで浮遊してくることがなく、そのまま食べ残しになってしまうケースが多く、水質悪化となってしまいます。そのような場合でもPSB(光合成細菌)を水槽に入れて置けば安心です。冬眠時の栄養程度はPSBのみで十分まかなうことができます。
屋内飼育の場合にも、ぜひ使用していただきたい!理由としては、室内飼育は、屋外飼育に比べて自然の風に当たることが少なく、微生物がわきにくく、メダカの成長にはさみしい水となっています。メダカは、そもそも胃がなく、食料を貯めて置く場所がありません。常に微生物を摂取していかないとやせ細っていってしまいます。そのため、屋内飼育にもPSBは最適に働くこと間違いなしでしょう!

使用方法

一般的なPSB商品の場合、飼育水12Lにつき10ml程度が適切な量と記されています。(*商品によって多少の差異あり)
飼育している場所の水量を把握した後、必要分投入するようにしてください。
頻度は、一日一回で十分です。最適な時間帯は、実験をしていないので曖昧ですが、おそらく関係ないと考えています。

培養の仕方

PSB(光合成細菌)は、最初は購入をする必要がありますが、その後は、3つの条件を満たせば自宅で簡単に培養することができます。

PSB培養の条件

『温度』は、30℃~35℃が最適。低温でも培養可。
『光』は、必須!太陽光でOK!
『餌』*商品名:ふやしてPSB

『温度』は、30℃~35℃が最適といわれていますが、40℃程度でもかなり活発です。高温なほど活発になるようですが、それ以上は試していません。。。低温でも培養が可能です。時間はかかってしまいますが冬場でもバルコニーで飼育することができた事例はたくさんあります。
『光』は、必須です!この細菌は光合成をするので、光を当てれば当てるほど増殖していきます。
『餌』がないと細菌は、死滅していきます。おすすめしているのが『ふやしてPSB』です。いままで、いろいろな方法を試してきましたが、はっきりいってこれを使って、失敗する人はいないでしょう。初心者には自信をもっておすすめできます。

⓵500㎖のペットボトルに約半分(250㎖)のPSBを入れておく。
⓶『ふやしてPSB』をペットボトル内にいプッシュする。
⓷水道水(カルキ抜きの必要なし)を250㎖入れる。
⓸空気が入らないようにキャップをしっかり閉める。
⓹『温度』、『光』の培養条件が整っているところに放置する。
⓺色が購入時の色まで仕上がってきたら培養完了となります。

・水道水を入れるときに多少あふれても構わないので、一切の空気がペットボトル内に残らないようにする。空気が残っていると赤くならないことがある。
・使用するペットボトルは、きれいなものを使用する。他の菌がペットボトル内に存在するとPSBがその菌の餌になってしまい培養できなくなる。

PSB(光合成細菌)を極めたい人へ

実験条件

培養頻度や期間など、人それぞれかと思いますが、最適な条件が組み合わさるとどのようになるのか実験してみましたので、PSB(光合成細菌)を極めたい人は必見です。
PSBの培養条件として必須なのが『光』ですが、光と言ってもいろいろあります。自然光:「太陽」、人工光:「発熱電球」「蛍光灯」「LED(発光ダイオード)」どれが一番適しているのでしょうか?どれも一緒だと思っている人!光にはそれぞれ波長があり、奥が深いんですよ!

【実験条件】
*統一条件:温度(30℃)、種水と餌の量、初期ペットボトルの状態、人工光の点灯時間(10時間)、培養期間
⓵太陽光
⓶白熱電球
⓷蛍光灯
⓸LED(発光ダイオード)

実験結果

【実験結果】

結果として、「⓶発熱電球」が一番濃くなりました。どうしてこのようになったのか、理由は2つ考えられます。

一つ目、
PSB(光合成細菌)が必要とする光の波長は800nm以上であるため。明るければなんでもよいというわけではありません。

紅色光合成細菌T. tepidumとR. sphaeroidesおよび光捕集タンパク遺伝子入れ替え変異株(TS2株)の細胞膜標品による光吸収スペクトル(出所:神奈川大学)

では、それぞれの人工光の波長は、どの程度だったのでしょうか。


引用:http://energychord.com/children/energy/motor/light/contents/light_types.html

energychordより、引用させていただきました。白熱電球が、PSBに必要な光の波長だということが上図を見ると分かりやすいです。人の目では同じように見えていても実は、違いがあるんですね。

二つ目、
一つ目の図より疑問に思った方もいるのではないでしょうか。             「それなら、太陽光の方が一番ではないのか?」というのも、

「太陽光」 ・・・フルスペクトラム(紫外線、赤外線を含むすべての波長)

しかし、今回の実験の場合、冬季のため日々の光量にばらつきがあり、時には十分な量の光が当たっていたいこともありました。波長の他にも光量も十分に関係があるようです。文献によると光の連続照射時間にも相関性があり、おそらくは、24時間光を照射するとさらに培養が促進される可能性があるようです。

極めポイント

・安定して培養したい場合には発熱電球を使用すると良い。
・光量は強いほど良い。*飽和状態あり
・(連続照射時間が長いほど、培養速度も早くなる)

記事を最後まで読んでいただき、ありがとうございました。PSBを使用して元気なメダカを飼育しましょう!広げようメダカの輪!

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最後まで見ていただきましてありがとうございました❤️
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